ねんきん定期便とは？

ねんきん定期便とは？

皆さんは「ねんきん定期便」をご存知でしょうか？平成21年４月から被保険者全員に、日本年金機構から毎年誕生月に送られてくる通知書で、年金の加入記録や将来受け取る老齢年金額の見込みなどが記載されています。この通知書は、年金制度の透明性を高め、加入者が自分の年金状況を正確に把握するための重要なツールです。

「ねんきん定期便」は、郵送で届くほか、オンラインでも確認することができます。日本年金機構のウェブサイトにアクセスし、「ねんきんネット」にログインすることで、いつでも自分の年金情報を確認することができます。

ねんきん定期便の内容

「ハガキ形式」のものと「水色の封筒」のもの２種類があります。

1. 「ハガキ形式」：直近13か月間の国民年金の納付状況や厚生年金保険の標準報酬月額、標準賞与額、保険料納付額等を確認できます。

2.「水色の封筒」：35歳、45歳、59歳の誕生月に届きます。「節目年齢」といわれており。これまでの全期間の年金記録を確認できます。

また、どちらの形式のものでも50歳以上の人には、現制度に60歳まで加入した場合の「老齢年金見込額」も確認できます。

まとめ

「ねんきん定期便」は、自分の年金状況を把握し、将来の生活設計を立てるための重要なツールです。特に、障害年金の受給要件一つである「保険料納付要件」は大変重要です。年金保険料の未納が発生しないようにするためにも、定期的に「ねんきん定期便」を確認することが大切です。皆さんもぜひ、毎年の「ねんきん定期便」をしっかりと確認しましょう。