うつ病で障害厚生年金2級を取得し、年間150万円の受給が決定したケース

相談者

性別:男性
年齢層:40代
職業:会社員
傷病名:うつ病
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金2級
年間受給額:約150万円

 

相談時の状況

相談者は、高校卒業後に専門学校を経て安定した職に就き、約20年にわたりいくつかの部署を経験しました。しかし、ある部署での上司からパワハラに近い叱責を受けるようになり、慣れない業務の負担も重なったことで、不眠や憂うつ、不安感といった精神的な不調が現れるようになりました。さらに、頭痛や肩こりといった身体的な症状も悪化し、精神科を受診。「神経症性うつ病」と診断されました。

薬物療法を受けるも症状は改善せず、休職を経て退職。その後、しばらく休養した後にデスクワーク中心の仕事に就くものの、長時間労働が続いたことで症状が悪化し、再び退職しました。そのため精神的なダメージが大きくなり、抑うつ状態が悪化しました。

その後、複数の医療機関へ通院し、薬物療法を継続。しかし、アルコールの摂取量が増え、食欲不振による体重減少、昼夜逆転の生活が続き、日常生活全般に深刻な影響が出ていました。金銭管理も難しく、衝動買いも多くなりました。さらに、身辺の清潔保持も困難で、入浴や歯磨きの頻度が低下。感情面では「死にたい」と口にすることが増え、社会的な関わりもほぼない状態でした。

 

相談から請求までのサポート

相談者の症状が非常に深刻であることから、適切な診断書の取得が最重要課題でした。通院歴が複数の病院にわたっていたため、初診日を特定し、「受診状況等証明書」を確実に取得するための手続きをサポート。また、医師に対して、相談者の具体的な日常生活の困難さを詳細に伝え、「診断書(精神の障害用)」に適切な記載をしてもらうために、下記の「病歴・就労状況等申立書」を参考資料とお渡しました。

「病歴・就労状況等申立書」では、

〇不規則な食生活や体重減少
〇身辺の清潔保持の困難さ
〇金銭管理の問題
〇自殺念慮の強さ
〇社会性の低下(対人関係の希薄さ、複雑な手続きができない)

などを具体的に記載し、障害の程度を正確に伝えられるよう工夫しました。また、診断書の記載内容と申立書の内容が矛盾しないよう確認を行い、必要に応じて修正依頼を行いました。

 

結果

申請の結果、障害厚生年金2級が認定され、年間約150万円の受給が決定しました。

これにより、経済的な負担が軽減され、家族の支援のもとで治療を継続できる環境が整いました。相談者は現在も通院を続けながら、少しずつ生活リズムの改善に取り組んでいます。今後も医療機関や家族と連携しながら、症状の安定化を目指していく予定です。

 

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