「双極性障害」で障害基礎年金2級を取得、年金約82万円の受給となったたケース

相談者

性別:女性
年齢層:30代
傷病名:双極性障害
決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級
年間受給額:約82万円(概算)

 

相談時の状況

相談者は中学時代から授業に集中できず、トイレに頻繁に行くなどの症状がありました。また、中学2年生の頃からいじめを受け、精神的に大きなダメージを受けるようになりました。高校時代には不登校となり、「Aメンタルクリニック」に通院し、PTSD、社交不安障害、うつ病と診断されました。大学入学後は一時的に症状が改善したものの、アルバイトの過剰労働の結果、精神的に疲弊し退学。以降も複数の医療機関を転院しながら治療を続けました。

躁状態の際は睡眠をほとんど取らず、衝動買いや過度な活動を行い、うつ状態の際はひどい抑うつ感、被害妄想、希死念慮に悩まされるなど、極端な気分の波に苦しんでいました。26歳の頃には長期入院を経験し、アルバイトをしても長続きせず、夫の扶養に入る形で生活していました。

自傷行為による病状悪化の影響で総合病院に入院。症状の深刻さから障害年金の受給を考えるようになり、当事務所に相談されました。

 

相談から請求までのサポート

相談者のケースでは、初診日が非常に古く、複数の医療機関を転院していたため、通院歴の整理が必要でした。まず、最初に通院した「Aメンタルクリニック」に初診日証明の受診状況等証明書をし、その後、「Bメンタルクリニック」「Cメンタルクリニック」「Dメンタルクリニック」と続く診療経過を時系列で整理し、「Dメンタルクリニック」の主治医へ診断書の作成を依頼しました。

請求書等の作成にあたり、日常生活への影響を詳細に記載する必要があるため特に以下の点を特に強調しました。

〇食事管理ができず、夫のサポートが必要。
〇身の回りの清潔保持が困難で、うつ状態時には入浴しないことが多い。
〇金銭管理ができず、衝動買いを繰り返し、夫のサポートが不可欠。
〇外出や他人との交流が難しく、人と会うのが苦痛。
〇通院時も夫の付き添いが必要であり、自身の症状を正確に伝えるのが困難。
〇突発的な事故への対応ができず、過去に交通事故時も全て父親に処理を依頼した。

「病歴・就労状況等申立書」では、これらの内容を具体的に記載し、相談者が単独で日常生活を送ることが困難であることを強調しました。

 

結果

申請の結果、障害基礎年金2級が認定され、年間約82万円の受給が決定しました。

これにより、経済的な安心を得ることができ、今後の治療にも専念できる環境が整いました。相談者は、「障害年金が受給できることで、生活への不安が減り、少しずつでも回復を目指していける」と安心された様子でした。

現在も夫のサポートを受けながら、無理のない生活を心がけ、体調の安定を図っています。

さかもと社労士事務所の電話番号 仙台の障害年金相談

ご相談のご予約
022-738-8587

受付時間:平日9:00~18:00
・土日祝・お急ぎの場合は
090-8424-1275(携帯)で対応します