「急性骨髄性白血病」で障害厚生年金3級を取得、年間約62万円の受給となったケース

相談者

性別:男性
年齢層:30代
職業:会社員
傷病名:急性骨髄性白血病
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級
年間受給額:約62万円

 

相談時の状況

相談者は仕事中に眩暈や息苦しさ、耳鳴りといった症状に悩まされるようになり、さらに腰痛や首の痛みも悪化していました。当初は仕事の姿勢が原因と考えていましたが、正しい姿勢を取っても症状が改善せず、疲労感が増すばかりでした。

特に夜間には息苦しさから眠れず、上半身を起こした状態でなければ就寝できないほどの症状が現れ、喉の腫れも併発。日常生活にも支障をきたすようになったことから、近くの個人病院を受診しました。

診察と検査の結果、胸部レントゲンは正常でしたが、血液検査で白血球数の異常な増加が確認され、「白血病の疑い」と診断。その日のうちに「総合病院」を紹介され、急性骨髄性白血病と確定診断されました。その後、造血幹細胞移植を受け、生着しましたが、その後に慢性GVHD(移植片対宿主病)を発症しました。

立ちくらみや倦怠感がひどく踏ん張りがきかず、睡眠導入剤を使用しても眠りが浅く昼間に強い疲労を感じ、階段の上り下りでは息切れや動悸が激しくなり、ドライアイによる眼精疲労でパソコン作業が困難になり、味覚障害や口腔乾燥の影響で食事がしづらく、爪の変形や破損により手先を使う作業ができず、ステロイド治療の副作用で糖尿病を発症し、体温調節が難しく紫外線にも弱いといった多岐にわたる症状に苦しんでいました。

また、日常生活においても支障があり、買い物や散歩については体力的な問題から一人では行うことが困難でした。

就労については、発病前の職種に復帰することは困難であり、軽労働であっても継続的に行うことが難しい状況でした。当時は休職中であり、障害年金の申請を決意されました。

 

相談から請求までのサポート

障害年金の申請にあたり、以下のサポートを行いました。

診断書作成時には、

〇倦怠感や易疲労感が常にあること
〇日常生活と就労状況に制限があること
〇眼精疲労や味覚障害など、細かい症状の影響があること
〇日中の50%以上は、横になって過ごしていること

主治医が非常に協力的で、相談者と一緒に打ち合わせを行い、上記の点を診断書に反映していただくようお願いしました。

また、「病歴・就労状況等申立書」では、日常生活と就労の状態について具体的に記載。特に、就労が困難である点、家事や買い物など日常生活において妻の助けが必要である点を強調しました。

さらに、ステロイド治療による糖尿病の併発や、紫外線に対する過敏症など、障害認定基準には直接記載されていないものの、実際の生活での負担となる症状についても細かく記述し、審査がより実態を把握しやすいよう工夫しました。

 

結果

申請の結果、急性骨髄性白血病による障害厚生年金3級が認定され、年間約62万円の受給が決定しました。

これにより、経済的な支援を受けながら治療に専念できる環境を整えることができました。現在も体調は安定していませんが、少しずつ療養しながら回復を目指しています。その後、職場に復帰されたとのご連絡がありました。

相談者からは、「障害年金を受給できたことで、経済的な不安が軽減され、治療に集中できるようになった。専門家のサポートがなければ、ここまでスムーズに進まなかったと思う」との感謝の言葉をいただきました。

障害年金の申請は複雑であり、一人で進めるのが難しいことも多いですが、適切なサポートを受けることでスムーズに申請が進むケースもあります。同じような症状でお悩みの方は、ぜひ専門家にご相談ください。

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