【コラム】「不整脈」の種類と病状、合併症まで詳しく解説
目次
不整脈とは、心臓の拍動リズムが乱れる状態を指し、「速い・遅い・不規則」といった異常が起こります。軽い場合は無症状のこともありますが、重症化すると日常生活に大きな支障が出ることがあります。
不整脈の主な種類と特徴
頻脈性不整脈(心拍が速くなる)心拍数が異常に速くなるタイプです。
・心房細動
⇒心房が細かく震えることで血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。動悸や息切れのほか、無症状のこともありますが、脳梗塞のリスクが高い点が特徴です。
・発作性上室性頻拍
⇒突然心拍数が急上昇し、強い動悸が数分から数時間続くことがあります。発作中は仕事や日常動作が難しくなることもあります。
・心室頻拍
⇒心室から異常な電気信号が出て、非常に速い脈になります。めまいや失神を伴うことがあり、命に関わる危険な不整脈です。
徐脈性不整脈(心拍が遅くなる)
心拍数が異常に遅くなるタイプです。
・洞不全症候群
⇒心臓のリズムを作る機能が低下し、脈が遅くなります。倦怠感やめまい、失神が起こりやすく、ペースメーカーが必要になることがあります。
・房室ブロック
⇒心房から心室への電気信号がうまく伝わらない状態です。重症になると突然の失神や意識障害が起こることがあります。
期外収縮(拍動が不規則になる)
本来のリズムとは異なるタイミングで拍動が起こります。
・心房性期外収縮
⇒比較的よく見られる不整脈で、軽度の場合は問題ないこともありますが、不安感や動悸の原因になります。
・心室性期外収縮
⇒心室から異常な拍動が出るタイプで、頻発すると重症不整脈へ移行する可能性があります。
不整脈による症状と日常生活への影響
不整脈では次のような症状が見られます。
- 動悸や胸の違和感
- 息切れや呼吸困難
- めまい、ふらつき
- 失神発作
- 強い疲労感
不整脈が進行した場合の合併症
・脳梗塞
⇒心房細動などでは血栓ができやすく、脳に詰まることで脳梗塞を引き起こします。後遺症により日常生活が著しく制限されることがあります。
・心不全
⇒心臓のポンプ機能が低下し、以下のような状態になります。
- 少しの動作で息切れ
- 横になると苦しい
- 慢性的な疲労
長期的に生活に支障が出るケースが多いのが特徴です。
・突然死(致死性不整脈)
⇒心室細動などでは突然意識を失い、命に関わる危険があります。ICD(植込み型除細動器)が必要になることもあります。
障害年金では、「症状があるか」よりも、どれだけ社会生活が制限されているかが重要です。
例えば、
- 少しの移動でも息切れして外出できない
- 発作の不安で一人で行動できない
- 突然の失神により就労が継続できない
といった状態は、審査で重要な判断材料になります。
不整脈(循環器障害)で障害年金の対象になるケース
障害年金では、病名ではなく日常生活や労働への支障の程度が重視されます。
- 日常生活が著しく制限されている場合
- 自宅内での生活が中心
- 外出が困難
- 常に安静が必要
- 労働不能
このような状態では2級相当となる可能性があります。
- 労働に大きな制限がある場合
- 軽作業でも動悸や息切れが出る
- 長時間働けない
- 発作のリスクで職場環境が限定される
- ペースメーカー、ICDの装着(事実だけで3級が認定となります)
この場合、3級(厚生年金)の対象となる可能性があります。
申請時の重要ポイント
診断書の内容が結果を左右します。障害年金は診断書を中心に審査されます。特に重要なのは、・発作の頻度や重症度・日常生活への具体的な影響、・就労制限の内容、・治療状況(ペースメーカーなど)です。単なる症状の説明ではなく、「どれだけできないか」を具体的に伝えることが重要です。
社会保険労務士に相談するメリット
循環器は症状の個人差が大きく、適切な評価が難しい分野です。専門家に相談することで、
- 等級の見込みの判断
- 診断書のポイント整理
- 書類全体の整合性の確保
が可能になります。
まとめ
不整脈は種類によって重症度が大きく異なり、生活への影響もさまざまです。特に、・頻繁な発作、・失神や強い息切れ、・心不全や脳梗塞などの合併症がある場合、障害年金の対象となる可能性があります。ご自身の状態が該当するか判断に迷う場合は、早めに専門家へ相談することが大切です。
仙台、宮県内で障害年金の申請を検討している方へ
不整脈で障害年金の受給を検討しているものの、「自分が対象になるのか分からない」「申請方法が難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。仙台、宮城県内の方で、障害年金の申請をお考えの方は、障害年金に精通した専門家へ相談することで、より適切なサポートを受けることができます。
症状の伝え方や診断書のポイントを整理することで、審査で正しく評価される可能性が高まります。
「障害年金について相談したい」「まずは自分が対象か知りたい」という方は、ぜひ一度「仙台障害年金相談オフィス」(運営:さかもと社労士事務所)へご相談ください。

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